「mol」がわからないそこの君!一度こちらへどうぞ。

 

役塾講師の

田中先生です!

 

いきなりだけど

 

「molってなんだぁあああ!」

 

って思ったことない?

 

高校化学の中でも

わりとはじめの頃にやるにも関わらず

この範囲でつまづく生徒はたくさんいるんだ

 

ただこの「mol」という範囲。

見てみないふりをしたまま放っておくと

「そもそも意味が理解できない問題」

が増えてしまい、大変なことになってしまうんだ...

 

特に、もし君が化学を受験で使うのであれば

絶対に避けて通ってはいけない!

 

大げさかもしれないが

いくら他の科目ができても

「mol」を理解していないだけで

計算問題がボロボロになって

大学不合格。

 

ということにもなりかねない。

 

ただひとつ安心してほしい!

 

この「mol」 という範囲で

つまづいてしまう人たちは

 

意外と初歩的なところをわかっていないだけ

 

というケースも多い。

 

これは先生が塾講師を

3年間やった経験でそう思う。

 

だから君がもし「mol」という範囲で

つまづいて困っているなら

ためしにこの記事を読んでみてほしい。 

 

もしかしたら「mol」に対する

イメージが変わるかも...?

 

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「mol」ってそもそもなんなんだ?

 

世の中にはいろんな単位があるね!

 

よく使うのだと

「メートル(m)」とか「グラム(g)」

これとかは君もかなり見慣れてる方の

単位なんじゃないかなあ

 

実は「モル(mol)」もこれらと同じ仲間で、

ただのひとつの単位なんだ。

 

また、

「メートル(m)」は長さを表す単位。

「グラム(g)」は重さを表す単位。

 

というのは君も知っていると思うが

 

「モル(mol)」というのは

ただの、個数を表す単位なんだよね。

 

と、塾でここまで説明すると、

昔俺にこんな風に言ってきた生徒がいた。

 

「個数の単位?

だったら普通に1個, 2個, 3個...

って数えればいいじゃん!」

 

...君もそう思った?

 

これ、実は本当にその通りで

別に「mol」という単位を使って数えるものを

「個」で数えること自体に全く問題はない(笑)

 

どういうことって思うかもしれないけど

そもそも「mol」という単位は

新しく作った方が便利だから作られただけなんだよ

 

化学では分子や原子、電子など、

目に見えないくらい小さな物質の

世界の話をするよね

 

そんな小さな物質を

1個, 2個...って数えてたら

数字がめっちゃ大きくなっちゃうんだけど

想像できるかな

 

君のお家にもある塩だって

一粒一粒は小さいけど目で見えるっていう時点で

何個の「塩化ナトリウム(NaCl)」で構成されているかなんて考えたら

大変なことになる(笑)

 

だからある程度の数の個数をまとめて

6.02×10^23(個) = 1(mol)

 

という風にしたわけなんだ。

 

602,000,000,000,000,000,000,000(個)を

1(mol)って言えるんだから

そりゃ便利だよね!笑

 

わかりやすい考え方!

 

『そんなこと言ったって「mol」なんて

日常生活じゃ全然使わないし、

すぐできるようになるわけないじゃん!』

 

そんな風に思ったかもしれない

君のために、「mol」を用いた計算の

練習をするときに役立つ考え方として

 

ダース」という単位を紹介したい。

 

「ダース」だったら知ってる人は

結構多いと思うんだけど、

この単位って本数の単位だよね

 

1ダース = 12本

 

だと思うんだけど例えば、

「えんぴつが12本入り」で売ってたりすると

「えんぴつが1ダース」って言ったりする

 

ずばり

mol」と「個数」の関係もこの、

ダース」と「本数」の関係に

非常に似ているんだ!

 

少し長くなっちゃったけど

最後まで読んでくれてありがとう!

 

毎年つまづく人が多い

この「mol」という範囲の勉強に

少しでも役立てたとしたら

先生はうれしい!

 

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